//Capo.1、GEmAmD7
弾き語り口演童話「百足君のお使い」
♪きょうは日曜日 お楽しみお楽しみ △〇□で お楽しみお楽しみ
どんなお話聞けるかな どんないいことあるのかな♪
という訳で、カメ君は△〇□で人形劇やお話があると聞いて、
ウサギさんを誘いにやって来ました。
カメ「こんにちは、ウサギさん。いっしょに△〇□ へ行こうよ。ウサギさん、ウサギさん?いないのかな、それとも二階かな。」
カメ君は、エッチラオッチラエッチラオッチラと階段を昇っていきました。
すると、ウサギさんは、なんと熱を出して寝込んでいるではありませんか。
ウサギ「ううん、苦しいよ。頭が痛いよ」
カメ「わ! ウサギさんすごい熱。今から僕、隣り町の動物病院の白熊先生を呼びに行ってくるから。それまで我慢しててね。」
と、その時、押し入れの戸がスルスルーッと開いて、
中からムカデ君が出て来ました。
ムカデ「ああ、よく寝た。今朝は気持ちがいいな。やあ、カメ君おはよう」
カメ「あれ? おはようって、百足君、そんなところで何しているの」
ムカデ「ぼくは寝坊助なので、△〇□へ行くのに遅れるといけないから、ゆうべからウサギさんの家に泊めてもらっているんだ。それにしても今朝はいい気持ち」
カメ「何のんきなこと言っているんだよ。ウサギさん熱を出して大変なんだから。今から僕、隣り町の動物病院の白熊先生を呼びに行ってくるから、ウサギさんのこと頼んだよ」
ムカデ「だめだめ。カメ君がどんなに急いで走っても、ぼくの足には勝てないよ。だから、ぼくが白熊先生を呼びに行ってくるよ」
カメ「そうだね。じゃあ、頼んだよ。」
ムカデ「まかしとき!」
と、言ったかと思うと、タタタタタッと階段をすばやく降りていきました。
♪(instrument)
カメ「遅いな。遅い遅い。あれからもう1時間。百足君の足ならもうとっくに帰って来てもいいはずなのに」
ウサギ「ううん。苦しいよ。もう我慢できないよ。」
カメ「しっかりするんだ、ウサギさん。もうそこまで百足君が白熊先生を連れて戻って来ているはずだから。」
そうこうしているうちに、時間は2時間、3時間と経ってしまいました。
カメ「僕、ちょっと外の様子を見てくるから。ウサギさん、ひとりで淋しいかもしれないけど我慢しててね。」
ウサギ「うん。でも早く帰って来てね。」
カメ君は、エッチラオッチラエッチラオッチラと階段を降りていきました。
すると、玄関のところに百足君がいるではありませんか。
♪(mute)
百足君はまだ靴を履いていました。
♪(fade in)
♪きょうは日曜日 お楽しみお楽しみ △〇□で お楽しみお楽しみ
どんなお話聞けるかな どんないいことあるのかな♪
それから1週間後、ウサギさんはすっかり元気になって、
ウサギさん、カメ君、百足君の三人は楽しみにしていた△〇□へ行きました。
なぜって、三人はとっても仲良しで、とってもうっかり者でした。
1週間日がずれていたことを知ったのは、
あの日の夕方、白熊先生がやって来てからでした。
「百足君のお使い」というお話でした。おしまい。
参考動画:口演童話「百足君のお使い」
口演童話
弾き語り口演童話「百足君のお使い」
♪きょうは日曜日 お楽しみお楽しみ △〇□で お楽しみお楽しみ
どんなお話聞けるかな どんないいことあるのかな♪
という訳で、カメ君は△〇□で人形劇やお話があると聞いて、
ウサギさんを誘いにやって来ました。
カメ「こんにちは、ウサギさん。いっしょに△〇□ へ行こうよ。ウサギさん、ウサギさん?いないのかな、それとも二階かな。」
カメ君は、エッチラオッチラエッチラオッチラと階段を昇っていきました。
すると、ウサギさんは、なんと熱を出して寝込んでいるではありませんか。
ウサギ「ううん、苦しいよ。頭が痛いよ」
カメ「わ! ウサギさんすごい熱。今から僕、隣り町の動物病院の白熊先生を呼びに行ってくるから。それまで我慢しててね。」
と、その時、押し入れの戸がスルスルーッと開いて、
中からムカデ君が出て来ました。
ムカデ「ああ、よく寝た。今朝は気持ちがいいな。やあ、カメ君おはよう」
カメ「あれ? おはようって、百足君、そんなところで何しているの」
ムカデ「ぼくは寝坊助なので、△〇□へ行くのに遅れるといけないから、ゆうべからウサギさんの家に泊めてもらっているんだ。それにしても今朝はいい気持ち」
カメ「何のんきなこと言っているんだよ。ウサギさん熱を出して大変なんだから。今から僕、隣り町の動物病院の白熊先生を呼びに行ってくるから、ウサギさんのこと頼んだよ」
ムカデ「だめだめ。カメ君がどんなに急いで走っても、ぼくの足には勝てないよ。だから、ぼくが白熊先生を呼びに行ってくるよ」
カメ「そうだね。じゃあ、頼んだよ。」
ムカデ「まかしとき!」
と、言ったかと思うと、タタタタタッと階段をすばやく降りていきました。
♪(instrument)
カメ「遅いな。遅い遅い。あれからもう1時間。百足君の足ならもうとっくに帰って来てもいいはずなのに」
ウサギ「ううん。苦しいよ。もう我慢できないよ。」
カメ「しっかりするんだ、ウサギさん。もうそこまで百足君が白熊先生を連れて戻って来ているはずだから。」
そうこうしているうちに、時間は2時間、3時間と経ってしまいました。
カメ「僕、ちょっと外の様子を見てくるから。ウサギさん、ひとりで淋しいかもしれないけど我慢しててね。」
ウサギ「うん。でも早く帰って来てね。」
カメ君は、エッチラオッチラエッチラオッチラと階段を降りていきました。
すると、玄関のところに百足君がいるではありませんか。
♪(mute)
百足君はまだ靴を履いていました。
♪(fade in)
♪きょうは日曜日 お楽しみお楽しみ △〇□で お楽しみお楽しみ
どんなお話聞けるかな どんないいことあるのかな♪
それから1週間後、ウサギさんはすっかり元気になって、
ウサギさん、カメ君、百足君の三人は楽しみにしていた△〇□へ行きました。
なぜって、三人はとっても仲良しで、とってもうっかり者でした。
1週間日がずれていたことを知ったのは、
あの日の夕方、白熊先生がやって来てからでした。
「百足君のお使い」というお話でした。おしまい。
参考動画:口演童話「百足君のお使い」
口演童話